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Teacher×OG

修文大学看護学部を卒業して看護師となった山田さん。
3年生のときの担任として進路決定を支えた大塚先生は、高校卒業後も彼女を見守り続けてきました。

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高校で前向きな自分に変われたことでその後も突き進めた看護師への道。

【大塚】
僕がこの学校に赴任して、初めて受け持ったのが山田さんのクラス。ホームルーム会長を決めるとき、「私がやる!」と真っ先に立候補したよね。頼もしい子がいるなあと思ったよ。
【山田】
私、中学までは目立ちたくないタイプでしたが、高校では明るく前向きな性格に変わったんです。先生方が和気あいあいとしていて授業も楽しかったし、クラスメートは元気が良すぎる子ばかりで、自分も負けていられないなって。
【大塚】
確かに、芯が強くて一生懸命にやりきる子が多かった。
【山田】
先生は、みんなによく話しかけてくれましたよね。
【大塚】
休み時間にもよく教室に行って、希望進路を聞いていた記憶がある。山田さんは、歴史や考古学に興味があるけど、それは仕事に結びつきにくいから、おうちの方の勧めもあって看護学部をめざすと。中途半端な気持ちで進むとしんどい道だから、「しっかり考えて決めたならやりなさい」と言ったよね。
【山田】
はい。よく考えて、決めてからは迷いませんでした。先生から「開拓者になれ」と励まされましたよ(笑)。
【大塚】
修文大学に看護学部が新設されて、その一期生という意味でそう言ったのかな。十分に合格できる成績だったから。
【山田】
大学に入ってからも、自分の力不足にもどかしさを感じることはありましたが、挫折することはなかったです。時々、高校に来て、先生方に話を聞いてもらっていたから、ひとりで抱え込まずにすんだのかもしれません。
【大塚】
曇りのない表情をしていたよね。大学の先生からも、頑張っている様子をよく聞いていたから安心していた。
【山田】
病院実習で思ったのは、看護師が忙しくて患者さんと関わる時間が少ないこと。難しいことですが、私はもっと患者さんのお話を聞いて深く理解したい。そして、その人の生きる希望を支えられる看護師になれたらと思っています。
【大塚】
やっぱり頼もしいねえ。そのポリシーを貫いて、10 年後もそのままでいてくれたら言うことはないよ。

公認会計士と教育者、二つの夢をかなえた弓削田さん。
中学3年のときに6年暮らしたブラジルから帰国し、中野先生の指導を受けた高校時代から現在まで、計り知れない努力を積み重ねてきました。

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修文の先生方のわかりやすい授業は 教える側になった私のお手本。

【中野】
公認会計士は難関の資格、勉強は大変だっただろうね。
【弓削田】
大学卒業後、会計事務所でアルバイトしながら資格予備校に通いました。計算科目は高校でも学んだので自信があったんですが、理論科目は難解な文章に最初は戸惑いました。
【中野】
合格の電話をもらったときは、本当にうれしかったよ。僕は、高校時代の弓削田さんの相当な頑張りを間近で見てきたから、夢がかなったんだなあと。だから、思わず職員室のみんなに大きな声で報告したんだよね。
【弓削田】
先生方にお祝いしてもらって、ようやく実感が湧きました。高校時代、日本語に苦労した私にとって数字が相手の簿記は楽しく、それが会計士という目標につながりました。中野先生には、寸暇を惜しんで検定の指導をしてくださいましたよね。
【中野】
弓道部の練習に打ち込みながら補習にも熱心だったね。本来なら2年生の1年間で学ぶ内容を3カ月で勉強して、1年生のうちに簿記2級に合格した。すごい子だなあと思ったよ。
【弓削田】
生徒会もやってました!後悔したくないので「やりたい」と思ったことは全部やりました(笑)。今回、自分が通った予備校の講師を引き受けた理由も同じです。公認会計士として仕事をするには、監査法人での実務経験が必要なんですが、少し遠回りしてでも今一番やりたい教育の仕事をやろうと
【中野】
高校時代、先生になりたいという話もしていたよね。
【弓削田】
幼い頃からのあこがれでした。だから、先生方のわかりやすい授業の進め方を今でも鮮明に覚えていますし、当時のノートを見返しても、ていねいに授業をしてくれたんだなあと。そんな修文での記憶が講師としての軸になります。
【中野】
今後も困ったことがあれば何でも協力するよ。弓削田さんにはもう一つ、世界で活躍する会計士という夢があったよね。
【弓削田】
そのために大学では国際会計について研究し、語学も磨きました。いずれは外国企業を手掛ける監査法人に入って、海外で現地の会計士と一緒に仕事をしたいですね。

大学の保育学部で学んで公務員試験に合格し、念願の保育士となった森さん。
高校3年間、担任だった小川先生との幅広い関わりのなかには、笑顔も涙もありました。

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涙の大学受験、卒業時の約束… 先生との思い出が尽きない高校生活。

【小川】
森さんが高校を卒業するとき、僕が送り出した卒業生の中に幼稚園の先生はいるけど、公務員保育士はまだいないと話したら、「私が一番になります!」と言ってくれたよね?
【森】
言いました!だから、公務員試験に受かったときはうれしくて、すぐに先生に伝えなきゃと思って会いに来ました
【小川】
有言実行だね。大学受験のときは、成績は問題なかったけど、AO入試だったから自己推薦書の作成に苦労していた。
【森】
先生方に何度も添削していただきました。なのに、面接試験がうまくいかなくて、「ダメだ!落ちた!」と思って、すぐに先生に電話して泣きながら報告しました。
【小川】
あれは焦ったよ。慰めながらも、次の策を考えなくてはと。だから、合格を知ったときはむちゃくちゃうれしかった。
【森】
3年生のときのファッションショーでは、先生と一緒に舞台 を歩く夢をかなえたくて、パートナー役をお願いしました。私はミニドレスを着て、先生はスーツ姿で。
【小川】
あのときは、言われるがままに寸劇をやらされた(笑)。僕がテニス部の顧問ということで、確か森さんが「デートの約束をしたのに部活ばっかり!」と怒って、去ろうとするところを僕が引き留める、というストーリーだったよね。
【森】
アハハハ…よく覚えてますね。
【小川】
会場が盛り上がって、楽しいステージだったなあ。
【森】
今、保育士として仕事を始めると思うと不安もあります。
【小川】
森さんはいつもニコニコしていて穏やかで、その内面はとても意志の強い人。ホームルーム会長として、まわりを気遣いながら上手に声かけをしてクラスをまとめてくれた。大変な仕事だけど、その笑顔を忘れずにいたら大丈夫だと思うよ。
【森】
高校生活では、先生方の「あなたならできると思ったよ」という言葉が心の支えになりました。子どもたちに愛され、保護者の方々にも信頼してもらえる保育士になれるよう頑張ります。
【小川】
これからは、先生同士として話ができるのも楽しみだよ。

卒業生の渡辺さんと、和食の調理実習を担当する池田先生は、共にフードビジネスの最前線で活躍中。
初対面のお二人に、それぞれの仕事の現場や食の魅力について語り合ってもらいました。

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料理も接客も100点がないところが 飲食の世界のおもしろさ。

【渡辺】
私は円相フードサービスに入社して12年で、今は素揚げ料理がメインの大衆割烹に勤務し、店長を支える立場として接客と調理の両方を担当しています。
【池田】
卒業してから、ずっと同じ会社に勤めているのね。
【渡辺】
うちの会社には、和食・洋食・惣菜といろんなタイプのお店があって、配置転換によって調理の内容も接客の仕方も幅広い経験ができるので、飽きずに続けてこられたんだと思います。先生が経営されているのは、どんなお店ですか?
【池田】
無農薬野菜を中心とした身近な食材を使った和食のお店です。古い蔵を改装した空間で、月替わりのコース料理と日本酒を提供しています。お料理とお酒をどうマリアージュさせるか、それを考えるのが楽しくもあり、苦しくもあり、かな。
【渡辺】
私はもともと接客が好きではなかったんですが、お客様から話しかけてもらったり、また来店してもらえたりするようになって、その喜びを知りました。お客様の層によって、明るく接するのか、かしこまっていくのかを考えるのも楽しい。
【池田】
私は1年生の調理実習を担当しているんだけど、特に伝えたいのが、素材の持ち味や出汁を活かせば薄味でもおいしいということ。たとえば、豆ご飯の嫌いな子も、冷凍グリーンピースではなく、青臭さが少なく皮も柔らかいウスイエンドウをさやから出してご飯と一緒に炊くと、「意外においしい」って。
【渡辺】
先生の授業、私も高校時代に戻って受けてみたいです!
【池田】
大根の皮をきんぴらにするなど、廃棄物を減らすことも教えています。基本的には、この食材でこんな料理ができたという成功体験によって、料理の楽しさを知ってもらいたい。
【渡辺】
私の在学中にはなかったんですが、おもてなしモーニングCafeのような校外イベントで、早い段階から接客を体験できるのもいいなあと思います。
【池田】
調理師は、料理を通して人を幸せにできる仕事。若い人には、自信を持って飲食の世界に飛び込んでほしいですね。